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不動産業と切っても切れない銀行対策

不動産業は他業種に比べて、年度ごとの波が激しい業界です。

数年間鳴かず飛ばずでぎりぎり生き延びて不動産売買が活況を呈した時に一気に儲けるというのが一般的です。

これは売買や仲介業が当てはまりますから、不況時期でも生き延びるために自社で賃貸物件を所有したり管理業務を増やしたいというのが多くの方の考えるところです。とは言えそれは簡単なことではありませんので、どうしても不況期に堪えるために銀行の運転資金融資が必要になります。

開発や売買では土地建物の仕入れ・建築代金を物件ごとのプロジェクト融資に頼るのが普通です。

つまり銀行融資が無ければ物件を仕入れて販売する事業を全く継続できないということです。銀行が経常利益1,000万円を融資基準だと決めればその数字を必死に作らなければ事業を継続できないということになります。

銀行が不動産業の会社の命運を握っているというのは紛れもない事実です。